初心者でも株式投資を始めやすいサービスが各証券会社から続々と登場しています。
従来の株式投資と比べて少額で行えること、手数料の安さ、運用の手軽さなどが特徴で、スマホがあれば場所を問わず株取引ができます。
そこでこの記事では、
初心者におすすめの株式投資とは
株式投資は、一般的にハイリスク・ハイリターンな投資方法と言われます。企業の将来性や成長性から銘柄を選び、株価が上昇すれば大きなリターンを狙えますが、下落すれば損失となる可能性もあります。
このため、初めて株式投資を行う場合は、次の3つのポイントを参考にすることをおすすめします。
少額投資ができる
株の購入は100株の1単元ごとに行います。株価は銘柄ごとで異なり、例えば1株5,000円なら100株で50万円程度の購入資金を用意する必要があります。
一方、単元株式よりも小さい取引単位で購入できる株式のことを単元未満株式と言います。

単元株数の「10分の1」単位や「100分の1」単位で購入できるので、まとまったお金を必要としないのが特徴です。
株式投資は、その時々の経済・景気動向の影響を受けるため、株価下落などのリスクを伴います。そのため、投資初心者のうちは一度に大きな金額を投資するのではなく、単元未満株式などの少額で行えるサービスを利用するのがおすすめです!
手数料が安い
株式投資の手数料には、主に購入時に発生するコストと売却時に発生するコストがあります。売買手数料は、各証券会社やサービスによって違いますが、一般的に約定ごとにかかるケースがほとんどです。
また、手数料は固定の場合もありますが、取引金額が多くなるほど手数料が高くなるサービスもあります。特に少額投資では、投資額に占める手数料の割合が大きくなる場合もあるので、証券会社やサービス手数料についてしっかりと調べておくことが必要です。
手軽に始められる
株式を売買するには、基本的に証券会社で口座を開設する必要があります。しかし最近は、口座開設や入金手続きがネット上で完結できるサービスが増えてきており、証券会社の窓口に直接足を運ぶ必要も無くなりました。
特に実店舗を持たないネット証券では、スマホで手軽に株の売買ができる便利なアプリやサービスを提供しているので、初心者の方にもおすすめです!

初心者におすすめの株式投資サービス


手数料が安く、少額で行える株式投資サービスをご紹介します
![]() ![]() | 価格:1,320円 |
PayPay証券
1,000円から日本や米国の有名企業の株が買えるスマホ証券「PayPay証券」は、誰でも気軽に始められる株式投資をコンセプトにしたサービスです。
スマホひとつで売買取引が完了する手軽さに加え、通常単元ごとでの取引が必要な株式取引を金額単位で行うことができ、1000円から株式を購入することができます。
PayPay証券では株式などを取引する場合には、各種手数料が発生します。具体的には以下のような手数料を支払う必要があります。
- 売買手数料(スプレッド上乗せ)
- 入出金手数料
- 為替手数料(米国株・海外ETF購入時)
まず、株式などを売買する場合には取引ごとに売買手数料が発生します。売買手数料として上乗せされるスプレッドは以下の通りです。
- 東証取引所の立ち合い時間内:基準価格の0.5%
- それ以外の時間帯:基準価格の1.0%
また、PayPay証券の証券口座に対して入出金する場合は入出金手数料が発生します。さらに米国株や海外ETFを購入する場合には、円と米ドルを交換するための為替手数料が発生します。国内株式の場合は、為替手数料はかかりません。
日興フロッギー
日興フロッギーは、企業の紹介記事や投資関連の情報を読みながら、気に入った企業があればすぐに株を買えるサービスで、SMBC日興証券が運営しています。
100円から株を購入できるのが特徴で、日興フロッギーのマイページで、通信王手NTTドコモのdアカウントと連携すれば、共通ポイントであるdポイントで株を購入することもできる「日興フロッギー +docomo」というサービスもあります。
投資対象は東証上場の約3,700銘柄の株式、ETF、REIT(不動産投資信託)と豊富で、100円以上100円単位で購入金額を指定する仕組みとなっています。
購入時手数料は、概算注文金額100万円以下では無料になります。100万円を超えると購入手数料として注文金額の1%、売却手数料として1%がかかります。
ミニ株
ミニ株は「株式ミニ株」の略称で、単元株数の10分の1から株を購入できる少額投資に向いた投資です。ミニ株のサービス内容は各証券会社で異なりますが、ここでは代表的なものとしてSMBC日興証券のミニ株を紹介します。
SMBC日興証券のミニ株の投資対象は東証一部・二部、JASDAQ、名証一部・二部のうち、SMBC日興証券が選定する約2,100銘柄です。利用者の株式保有数に応じて、配当金や株式分割の割当、株主優待などが分配されます。売買手数料は単元株の10分の1で、注文日の翌営業日の始値で約定します。
手数料は約定ごとにかかり、基本は約定代金の2.53%になります。
単元未満株
ミニ株の売買単位が単元株数の10分の1であるのに対し、単元未満株は100分の1または、1,000分の1と、より細かい単位で売買することができます。単元未満株のサービス内容も各証券会社で異なりますが、ここでは代表的なものとしてSBI証券の「S株」を紹介します。
S株の対象銘柄は、東証(マザーズ、JASDAQ含む)、名証、福証、札証の上場株式です。1株から株を購入できるのが特徴で、注文は24時間365日受け付けています。配当金、株式分割の割当は、利用者の株式保有数に応じて分配されます。
売買単位は、単元株数の100分の1から1,000分の1です。
手数料は約定ごとにかかり、約定代金の0.55%で、最低手数料は、55円です。
るいとう
るいとうは、「株式累積投資」の略称で、毎月定額で株式を買い続けていく投資法です。るいとうは、各証券会社がサービスを提供していますが、ここでは大和証券のるいとうを紹介します。
大和証券のるいとうは、約2,700銘柄が投資対象で、株を毎月自動で購入・積立してくれるのが特徴です、毎月の購入金額は1銘柄について1万円以上1000円単位で自由に設定することができます。配当金や株式分割は、利用者の株式保有数に応じて分配されます。
手数料は、株式累積投資口座管理料と委託手数料がかかります。株式累積投資口座管理料は、年間3,300円ですが、口座管理料発生月の前月末の預かり資産が1,000万円以上であれば無料となります。
委託手数料は、るいとう1売買単位の手数料を元に、所定の計算式で算出した手数料がかかります。
まとめ
投資初心者の場合、少額投資が可能かつ低コストで行える投資サービスが向いています。
特に口座開設から株の売買取引等が全てWeb上で完結するサービスは、手軽に始めることができるのでおすすめです。手数料も比較的安く、ポイントを使えば現金を使わずに株の購入ができるタイプもあります。
この記事を参考に株式投資を行う際は、各サービスの特徴やメリットやデメリットをしっかり把握した上で、ご自身の投資方針や運用スタイルにあったサービスを選ぶようにしましょう!
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