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【必見】外貨預金でお金が増える?外貨預金のメリットとリスクを徹底解説!!

投資・資産運用

将来のことを考えて、預金を増やしたいけど定期預金じゃ増えないな

外貨預金って金利がいいから儲かるって聞いたけど本当?

お金を増やす方法を模索しているうちに外貨預金が気になったという方は多いのではないでしょうか?

定期預金、株式投資、投資信託などお金を増やす手段は様々ですが、お金を増やす投資や資産運用は難しいと思われている方もいるかもしれません。

そこで今回は、手軽で円預金に比べて高金利な外貨預金を解説します。

そもそも外貨預金って?

外貨預金とは、円を米ドルやユーロなどの外貨に交換して銀行などの金融機関に預金することです。預金の仕組み自体は、円預金と変わりませんが、外貨預金の魅力は、円預金と比べて高金利であることです。

また、円安になったときに外貨を日本円に交換すれば、その差で利益を出すこともできます

ただし、入出金時には為替手数料がかかります。

外貨預金の特徴を大きくまとめると以下の三項目になります。

円預金より外貨預金の方が高金利
為替変動により差益を得られる
外貨預金ならではのリスクと為替手数料がかかる
では、それぞれ詳しくみていきましょう!

外貨預金の金利は日本円より高い

まず金利のお話からお伝えしたいと思います。

外貨預金の金利は円預金の金利に比べて高金利です。(通貨によって異なる)

例えば円普通預金の金利はどの銀行もほとんど0.001%・・・・・・・・・

それに比べて外貨預金の金利は0.01~0.5パーセント程です。

また外貨預金には、外貨普通預金と外貨定期預金の2種類があるのですが、外貨定期預金の方が金利は高く設定されています。

外貨普通預金:出し入れ自由だが、外貨定期預金に比べると金利が低い

外貨定期預金:金利水準が、外貨普通預金より高い。ただし、途中解約の場合は、普通預金の金利が適用されます。

為替変動によってはさらにお得に

金利の他にも、外貨預金では為替変動によって金利が生まれることがあります。

為替の変動とは、円の価値が変わることです。

例えば、1米ドルが100円から90円に変われば、米ドルの価値が下がった。つまり円高。

反対に1米ドルが100円から110円に変われば、、米ドルの価値があがった。つまり円安。

円高の時に日本円を外貨に交換して、逆に円安の時に外貨を日本円に交換すれば、その差額分の利益を得ることができるのです。


知っておくべきリスクと手数料

ここまでは外貨預金のメリットをお伝えしてきましたが、外貨預金にはリスクもあります。

そのリスクとは二つあります。

為替変動によるリスク

円高の時に外貨を日本円に交換してしまうと、差額分の損失が生じます。

入出金時に手数料がかかる

円を外貨に交換して入金するときと、外貨を円に交換して出金するときの、両方で為替手数料が発生します。

為替相場に変動がなくても、利益が出ないどころか、元本割れしてしまうこともあるので注意が必要です。

しかし、元本割れを回避する方法がありますので、ご紹介します。

米ドルの場合、例えば預入時に1円、引き出し時に1円の手数料が必要な金融機関で外貨預金を預入したとしても、2円の円安時に引き出せば、差し引きゼロになり元本割れが防げます。

外貨預金では、購入するタイミングと引き出すタイミングをよく見計らうことが大切です。

金利を考えると、外貨定期預金がおすすめ!
円高の時に預入して、円安の時に引き出そう!

「増やす」お金を外貨預金に!

ここまで読んできて、「外貨預金始めてみようかな」と思われた方に、お伝えしておきたいのが、近々使う予定のあるお金には手を付けるべきではない。ということです。

というのも、外貨預金は為替変動の影響を受け、また入出金には為替手数料がかかるため、元本割れを起こしてしまうリスクがある商品だからです。

つまり、当面使う予定のないお金を資金として、長期的な展望の中でゆっくりと増やしていくことが好ましいと言えます。

でも使う予定のあるなしってどこで判断すればいいの?

と思われた方は、ご自身の資産を分けて考えてみることをおすすめします。

つまり、この三つの用途にご自身の資産を分けてみるのです!

  1. 日常生活で「使う」お金・・・生活費など
  2. 将来使う目的のために「貯める」お金・・・教育費や住宅ローンなど
  3. 当面使う予定のない「増やす」お金・・・老後の生活費など

当面使う予定がなく、長期的に運用に回せそうな、「増やす」お金を外貨預金に当てましょう。

外貨預金のここに気をつけよう!

最後に、外貨預金を始める上で気をつけた方がいい点を二つお伝えしておきます。

外貨預金は預金保険制度の対象外

預金保険制度とは、万が一銀行などの金融機関が破綻した場合に、1金融機関1預金者あたりの元本1000万円までと、その利息が保護される制度です。

ところが外貨預金はその制度の対象外となっています。

確定申告が必要

外貨預金での為替差益は雑所得の対象となるので、確定申告が必要です。

ただし、年収2,000万円以下の給与所得者で、為替差益を含めた給与所得及び退職所得以外の所得が年間20万円以下であれば、確定申告は不要です。

該当する方は、確定申告の時期に為替差損益をチェックしておきましょう。

まとめ

外貨預金のメリットは以下の通りです。

  1. 円預金より金利が高い
  2. 為替変動によって差益が出ることもある

ただし、為替変動によっては差損が出ることもありますし、預入時、引き出し時には為替手数料がかかります。また、預金保険制度の対象外であり、雑所得の申告が必要なことも要注意です。

外貨預金に興味がある方は、上記のメリット・デメリットを考慮してチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

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