クレジットカードを作るためには、発行会社の審査に通過する必要があります。しかし、さまざまな原因から審査に落ちてしまうこともあるため、なかなかカードを作れないという方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、クレジットカードの審査に落ちた場合の対策や一般的な審査落ちの原因を紹介していきます。
クレジットカードの審査に落ちた後に行うべき対策
クレジットカードの審査内容は、各社非公開としています。ただし、審査に落ちた原因を推測することはでき、対策も検討できます。
まずはクレジットカードの審査に落ちた場合、次の申し込みまでに行っておくべき主な対策を確認していきます。
安定した収入源を持つ
多くのクレジットカードのサイトでは、申し込み条件に「安定した収入を持つ」などといった項目が記載されています。仮に就職していない場合は、クレジットカードを作る前に仕事に就くのが基本です。また、フリーターなどではなく、正社員など収入の見通しが立つ状態であることも重要なポイントです。他にも勤続年数が長い保護、継続的に収入を得られる状態と考えられるので、短期間の退職や転職を繰り返さないよう注意が必要です。
同時期に複数のクレジットカードへ申し込まない
クレジットカードの審査に落ちた場合は、CICやJICCなどの信用情報機関へ記録されてしまいます。
信用情報機関は、過去のローンやクレジットカードの申し込み情報などを記録している機関です。各クレジットカード会社は、加盟している信用情報機関から申込者の信用情報を確認しているため、過去の審査落ちについても把握しています。
同時期に複数のカードへ申し込み手続きを行審査に落ちると、次回の入会時に影響を及ぼす可能性があります。クレジットカードへ申し込み手続きを行う際は、一社に絞るのがリスクを抑えるという意味でも大切です。
キャッシング希望枠を減らす
クレジットカードには、キャッシングを利用できるものがあります。申し込み手続きの際に希望のキャッシング枠を申請することができ、審査に通過できれば借り入れも行うことができます。クレジットカードのキャッシングも総量規制の対象です。
総量規制は、借り入れ上限額に関する法的な規制で、年収の3分の1までであれば借り入れの枠を設定可能です。仮にキャッシング希望枠が総量規制を超えていると、クレジットカードの審査に影響を与えてしまうので、利用しないのであれば、0円で申請しましょう。
再申し込みまで期間を空けておく
クレジットカードの申し込み手続きに関する履歴も、信用情報機関に記録されています。申込情報の記録期間は6ヶ月程度なので、次の申し込みまで7〜8ヶ月ほど空けておくと良いでしょう。
審査に落ちた際の申し込み情報が次の審査にどの程度影響を与えるか確認することはできませんので、リスクある行動は避けておくべきでしょう。
クレジットカードの審査に落ちる一般的な原因
クレジットカードの審査内容を確認する方法はありませんが、審査落ちの原因を考えることで、次回のもむ仕込み手続きに役立つ可能性はあります。
ここでは、審査に落ちた場合に考えられる原因を紹介していきます。
返済能力が低いと判断される
返済能力が低いと判断されると、クレジットカードの審査に落ちる可能性もあります。
一般的には、年収や勤続年数などが返済能力の要素として考慮されるものの、クレジットカード会社では具体的な基準を公開していません。
まずは、冒頭でもお伝えした通り、安定した収入源を持つことが重要です。
過去に債務整理や自己破産など信用情報に問題があった
過去に支払いの遅延や強制解約と言った問題を引き起こしている場合は、審査にマイナスの影響を与える可能性があります。クレジットカード会社は、信用情報機関でカード利用履歴やローン、個人再生や、自己破産などの情報が確認できます。
自己破産や債務整理などは信用情報機関に5〜10年程度、事故情報として記録されます。
これらの記録も審査に影響を与える可能性があります。
まとめ
クレジットカードの審査に落ちて発行ができない状態の時は、現在の収入や過去のカード利用、借り入れなどに問題がないか確認してみるのが大切です。
クレジットカードを作れない方、審査に不安を抱えている方は、今回紹介した原因や対策を確認した上で問題箇所がないか分析してみてはいかがでしょうか?
また、信用情報機関に事故情報として登録されていないかを各サイトよりご確認いただけますので、気になる方は下記サイトにて問い合わせてみてください。
株式会社日本信用情報機構 https://www.jicc.co.jp/
株式会社シー・アイ・シー https://www.cic.co.jp/
コメント
[…] […]