前回の記事で、マイホームを購入することのメリット・デメリットについてお話ししました。

詳しくは、上記をご覧ください!!
今回は、賃貸のメリットや賢く住む方法を解説していきたいと思います。
ではいきましょう😁
賃貸のメリット
賃貸の一番の利点は、状況の変化に応じて住居を変えることができるということです。
では、どういったことなのかを詳しく見ていきましょう!
家族構成の変化に対応できる
結婚したり、子供が生まれたり、またその子供が自立し家を出て行ったり、歳を取った親と一緒に住むことになったりとさまざまな家族構成の変化が想定されます。
また、急な転勤などにも柔軟に対応することができます。
賃貸では、そんな家庭状況の変化によって住居を変えることができます。
経済状況によって家のレベルを変えることができる
昨今の新型コロナウイルスや、何らかの事情によって「収入が減ってしまい家賃を下げたい」「収入が増えたからもっといいところに住みたい」と言った時にも対応することができます。
マイホームだと一度購入してしまうと、そこの調整ができないので怖いところですよね。
住環境が悪化してしまった時に引っ越ししやすい
建物の老朽化や、周辺環境が悪化した際に住む場所を変えることができます。
こちらに関しても、マイホームでは対応することができず、隣人トラブルや自宅周辺の環境悪化などの際に困るケースもあるようです。
そのほかにも・・・・・・・


賃貸に住むことで状況の変化に対応し、身軽に動けるということが分かったかと思います。
また、無理なローンを組んで、リセールバリューの低い住宅を買うより、賃貸の方が将来の選択肢が広げやすいとも言えます。
では、次に賃貸に住む上でかかるコストを抑える方法をご紹介します。
賃貸物件を安く借りよう!


まず賃貸物件を安く借りる方法をご紹介します。
手順はたった二つです
1.賃貸契約時に、複数の仲介業者に見積もりを取る
2.相見積もりを参考に適正料金で契約するように交渉する
仲介手数料の上限は原則家賃の0.5ヶ月ぶんと法律で定められているにも関わらず、法律を無視して借主から1ヶ月分徴収したり、手数料の都合をいい解釈で上乗せしている業者がたくさんあります。
適正料金で部屋を紹介してくれる仲介業者を選べば、数万円以上安くなる場合もザラにあります。
賃貸契約時に費用を多く取られるポイント
- 火災保険料
- 仲介手数料
- 鍵交換代、ハウスクリーニング
- 礼金
- 害虫駆除、室内消毒
- 保証会社加入料金など
代表的な項目の交渉ポイント
火災保険料
仲介業者が勧めてくる火災保険料は、マージンを取るための高額な保険が多い(保証が薄く、価格が高い)です。火災保険は「自分で選んで入ります」と伝え、自分で賢く選ぼう。
仲介手数料
法律で入居者から取れるのは、原則0.5ヶ月分と決められています。その上で、最近では無料にしてくれる業者もあります。(仲介手数料は大家さんからももらっています)
しかし、悪い業者は契約前に手付金を要求してきたり、当たり前のように1ヶ月分の仲介手数料を請求してきます。0.5ヶ月分を超える仲介手数料を貰うためには入居者側の同意が必要なため、同意できないなら支払う必要はありません。
害虫駆除・室内クリーニング
実は、費用だけ取って作業しない業者もいるので要注意です。やったとしても、市販の消臭スプレーや殺虫剤を行う程度のことが多いです。
必要なければ「必要ない」としっかり伝えましょう。


賃貸契約では何も知らなければ基本ぼったくられます。。。。
なので、必ず複数業者見積もりをとって交渉しましょう!
次は、みなさん気になる家賃交渉についてです。
賃貸の家賃を下げよう
日本では、基本的に家の価値は古くなる程下がります。ということは、家賃もそれだけ一緒に下がるんです。数年前に入居した人と、今入居する人で家賃が違うことも多くあります。
だから自分の部屋の家賃相場を調べて、現在の相場にあった値段にしてくださいと交渉することもできます。
大家さんからすると「退去されるくらいなら、家賃を下げてでも長く住んでもらいたい」のが実際の心理なので、断られることも少ないと思います。
もちろん家の状況や大家さんのスタンスによっては断られることもありますが、値下げ交渉は正当な権利です。


では、家賃交渉のポイントについて解説していきたいと思います!
家賃相場の調べ方
ネットで今住んでいる部屋と間取りが同じ部屋の家賃を調べましょう!
ネットに自分の住んでいる部屋の賃貸情報が載ってない場合は、近隣の似たような間取り、築年数の部屋の家賃を調べればOKです。
家賃交渉は誰にするべき?
まずは管理会社に連絡してみましょう。
管理会社がなかなか対応してくれない場合は、大家さんに直接連絡します。
交渉する時期はいつがいい?
家賃の値下げ交渉はいつでも可能です。
2年に1回の更新時期が交渉しやすい時ではありますが、もし直近に契約更新をしていても、値下げ交渉をすることは法的にはOKです。
交渉するコツは?
交渉前に家賃の値下げ額をきちんと決めること。「いくらでもいいから安くして」はNGです!
【交渉時に使える言い回し】
- 今の相場と同じ家賃にしてください(値下げの根拠)
- 家賃を下げてもらえたら長く住むつもりです(交換条件)
- 家賃を下げてくれないなら退去予定です(ダメ押し)
大家さんも人間なので、値下げ根拠を示しつつ、感情を逆撫でしないように交渉することが大事です
まとめ
賃貸に住み続けることは、持ち家と比べて不安定なイメージを持たれている方も多くいると思います。しかし、今回ご紹介した情報を整理してみると、賃貸の方が状況の変化に対応でき、コストを抑えて生活することができることがご理解いただけるかと思います。
みなさん知らないだけで、賃貸の関係コストはさまざまな方法で下げることができます。
うまく交渉すれば、一生で数百万円のコストを削減することも可能です。
つまり、家の出費を抑えたい人の王道はやはり「賃貸に住むこと」です。
しかし、マイホームを持つことにより金銭的負担や負債になる可能性が高いことを理解した上で買うことは構わないと思っています。
マイホームを持つことで心を豊かにしてくれることは間違いありません。
ですので、互いのメリット・デメリットをしっかり理解した上で、決めることをおすすめします。
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